頚部の前側方に約5cmの皮膚切開を行い、顕微鏡下に拡大しながら、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化、骨棘等を切除し、脊髄や神経根の圧迫を取り除く方法です。椎間板や椎体を一部削った部分に、骨盤から一部骨を採取して、移植、固定を行います。移植骨の脱転を防ぐ為に、前方からチタン製のプレートで固定することもあります。
頚椎カラーを装着して、翌日からベット上で起きる訓練を始めます。2日目位から歩行訓練を始めます。約3週位で退院が許可されます。事務作業は1.5ヶ月、重労働は3ヶ月過ぎてから許可されます。
1. 深部感染
2. 硬膜、神経根損傷
3. 移植骨脱転
4. 術後血種
5. プレート脱転
6. 食道、気管損傷
2. 硬膜、神経根損傷
3. 移植骨脱転
4. 術後血種
5. プレート脱転
6. 食道、気管損傷
当院では、26例手術を行っています。1例術後血種で、血種除去を行って回復した方がおります。1例術後上気道部の浮腫により気道閉塞となり、再挿管により人工呼吸器装着しました。
この手術に対する主な病気 |