椎間板は髄核と呼ばれる柔らかい組織とその周辺に線維輪と呼ばれる外層で構成されています。髄核は子供や青壮年ではゼリー状ですが、年齢とともにみずみずしさがなくなってきます。壮年期には椎間板に裂け目が生じて、腰痛を引き起こす事があります。裂け目が椎間板の外側まで広がると椎間板の内容物が押し出され、突出します。これを椎間板ヘルニアと呼びます。突出した椎間板が神経を押さえると下肢に痛みが生じることがあります。馬尾と呼ばれる腰椎版の神経が椎間板ヘルニアで傷つくと排尿の障害が生じることがあります。
この病気に対する主な手術 |