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腰椎後側方固定術

 

手術方法
 腰椎の後側方にある横突起と椎間関節の部分に骨を移植して、固定する方法です。椎体は直接固定しないので、椎体間固定に比べると、若干固定性は弱くなるので、比較的不安定性の程度の軽い場合に適用されます。
 通常は、椎弓根スクリュウと併用することにより、早期の起床が可能になります。

後療法

 手術の翌日から、体幹ギプス、あるいは軟性コルセットをつけて歩行が許可されます。手術後3週位で退院が許可されます。術後1ヶ月は安静が必要です。 仕事への復帰は、事務系では1~1.5ヶ月、軽作業では2ヶ月必要です。
予想される合併症
1. 深部感染
2. 深部静脈血栓による肺梗塞
3. 硬膜損傷
4. 将来隣接椎間板の障害の可能性があります。
当院での実績
 当院では296例手術を行っています。
現在まで偽関節1例、合併症として深部感染1例あります。
この手術に対する主な病気
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎脊柱管狭窄症
腰椎辷り症

 

  • 当院での脊椎外科手術の実績
  • 病気一覧
  • 頚椎症性脊髄症
  • 頚椎症性神経根症
  • 後縦靭帯骨化症(OPLL)
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎脊柱管狭窄症
  • 腰椎辷り症
  • 骨粗鬆症性脊椎椎体圧迫骨折後偽関節
  • スペース
  • 手術一覧
  • 腰椎椎間板ヘルニア摘出術
  • 腰椎椎弓形成術(片側進入両側除圧)
  • 片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)
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