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腰椎椎間板ヘルニア摘出術

 

《手術方法》1.顕微鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術《手術方法》2.内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術

1.顕微鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術

 腰部に約3cmの皮膚切開を行います。ここから筒を挿入し、顕微鏡下に拡大した視野でヘルニアを摘出します。拡大した視野で手術を行うので、安全にヘ ルニアを摘出することができます。

図:顕微鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術

2.内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術 (MED法:microendoscopic discectomy)

 腰部に約2~3cmの皮膚切開を行い、それから筒を入れ、筒の先端に取り付けられたCCDカメラを通して見た映像を、ビデオモニターを見ながら手術を 行う方法です。皮膚切開がやや小さいので、周囲の筋肉に対する侵襲が少し少なくなります。視野が狭いので、手術操作が限られます。ヘルニア摘出の方法 は、顕微鏡下ヘルニア摘出術と同じです。
図:内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術
後療法
 手術翌日に、軟性コルセットを装着して起立、歩行が許可されます。10日~14日位で退院が許可されます。
予想される合併症
1. 深部感染症
2. 硬膜損傷
当院での実績
 当院では、現在まで820例の手術を行っています。再発して再手術を施行したのは17例で、再発率は3%です。(通常は再発率は10%前後と言われてます。) 合併症として、硬膜損傷が2例あります。硬膜縫合して、治癒しています。
深部感染が1例あります。
この手術に対する主な病気
腰椎椎間板ヘルニア

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