手・肘の外科 | 手・肘の外科について

手・肘の外科について

当院は、日本手の外科学会認定の「手の外科専門医制度関連研修施設」に認定されました(平成21年10月)

手・肘の外科について

1)患者様の要望がかなうように治療を計画します。
2)最先端の信頼できる医療を提供します。
3)安全で確実な治療を実行します。
上肢(肩から指)の怪我や病気を専門に治療します。
骨   :骨折、偽関節、変形
関節 :脱臼、スポーツ外傷・障害、野球肘、テニス肘、関節症、関節炎
靭帯 :捻挫、靭帯損傷、靭帯炎
神経 :手根管症候群、肘部管症候群、神経損傷、神経麻痺
腱    :ばね指、腱鞘炎、腱断裂
筋肉 :肉離れ、筋肉痛、コンパートメント症候群
東日本の各地からの患者様の手術を行なっております。
手術後に県大会や全国大会(インターハイ、甲子園大会、国体など)に出場するスポーツ選手もいます。

担当医について

高原政利医師の履歴

1.学歴

昭和52年4月北海道大学医学部 入学写真:高原政利医師
昭和58年3月同 卒業
平成9年4月山形大学大学院医学系研究科医学専攻 入学
平成13年3月同 卒業

2.職歴

昭和58年4月北海道大学医学部整形外科教室に入局、同研修医
平成3年4月北海道大学医学部整形外科 助手
平成5年4月伊達赤十字病院整形外科 部長
平成13年4月山形大学医学部整形外科 助手
平成14年4月山形大学医学部整形外科 講師
平成14年5月AOAアメリカ合衆国・カナダ訪問医師団 Traveling Fellowとしてアメリカ各地を訪問
平成15年4月山形大学医学部整形外科 助教授
平成15年5月JOSSM/KOSSM/GOTS Traveling Fellow ドイツ、スイス、オーストリアを
訪問
平成19年4月山形大学医学部整形外科 准教授
平成21年10月泉整形外科病院 副院長

3.免許・学位

昭和58年6月医師免許 (厚生省)
平成13年3月医学博士 (山形大学)
平成6年整形外科専門医 (日本整形外科学会)
平成16年公認スポーツドクター (日本体育協会)
平成17年整形外科スポーツドクター (日本整形外科学会)
平成18年OSCE評価者 (医療系大学間共通試験評価機構)
平成19年手の外科専門医 (日本手の外科学会)

4.業績目録

代表的な著書・総説
1.上腕骨外側上顆炎の最近の知見.上腕骨外側上顆炎の保存治療.文献調査.整・災外 48:1025-1030, 2005.
2.Classification, treatment, and outcome of osteochondritis dissecans of the humeral capitellum. Surgical technique. J Bone Joint Surg Am 90 Suppl 2:47-62, 2008.
3.最新整形外科学大系14, 3章.X線診断, 超音波診断,CT,MRI.46-95, 高岸憲二・三浪明男編,中山書店, 2008.
4.最新整形外科学大系14, 3章.肘関節鏡, 104-112, 高岸憲二・三浪明男編,中山書店, 2008.
5.野球肘の保存治療と予防.Orthopaedics 21: 37-43, 2008
6.野球肘の診断. 関節外科27: 989-996, 2008.
7.成長期スポーツ障害の治療戦略:肘のスポーツ傷害.関節外科27: 1610-1617, 2008
8.肘内側側副靱帯損傷(障害).臨床スポーツ26: 517-522, 2009
代表的な論文
1.The Natural Progression of Osteochondritis Dissecans of the Humeral Capitellum. Radiology 216: 207-12, 2000.
2.Development failure of phalanges in the absence of growth/differentiation factor 5. Bone 35: 1069-1076, 2004.
3.Classification, treatment, and outcome of osteochondritis dissecans of the humeral capitellum. J Bone Joint Surg Am 89:1205-14, 2007.
4.Long-term follow-up radial shortening osteotomy for kienbock disease. J Bone Joint Surg Am 90: 1705-1711, 2008.
5.縦皮切にZ形成を加えたDupuytren拘縮手術の成績.日本手の外科学会雑誌21:376-379, 2004.
6.中学野球選手の肘関節内側動揺性の超音波検査.日本整形外科スポーツ医学会雑誌 24:220-226, 2004.
7.高校野球選手における投球時肩痛と肩関節の可動域,ゆるみおよび筋力との関係.肩関節 29:655-658, 2005.
8.上肢の骨切り術における工夫(はめ込み固定).日本手の外科学会雑誌23: 806-811, 2006.
9.DASHを用いた手指切断再接着術の術後評価.日本手の外科学会雑誌23: 511-515, 2006.
10.Complex regional pain syndorome(CRPS)type I と鑑別すべき疾患.日本手の外科学会雑誌23: 581-586, 2006.
11.関節鏡視下遊離体摘出術の成績.日本肘関節学会雑誌13:85-86, 2006.
12.スポーツによる肘周辺の尺骨神経障害.日本肘関節学会雑誌13:9-10, 2006.
13.少年野球選手のパフォーマンスと野球肘の発症との関連性.日本肘関節学会雑誌13:145-146, 2006.
14.中学・高校生競泳選手の肩関節痛. 日本整形外科スポーツ医学会雑誌26: 21-27, 2007.
15.県代表テニス選手における外傷・障害の発生に関するアンケート調査. 日本整形外科スポーツ医学会雑誌26: 313-318, 2007.
16.山形県高校生上位選手に対するメディカルチェック. 日本臨床スポーツ医学会誌15: 379-384, 2007.
17.少年野球選手に対する超音波を用いた肘検診.臨床整形外科 42:555-560, 2007.
18.大学女子サッカー選手の足関節不安定性と身体特性との関係. 日本臨床スポーツ医学会誌16: 12-16, 2008.
19.バスケットボール選手の指筋力に関する研究.日本整形外科スポーツ医学会雑誌27:404-409,2008.
20.荻野利彦:男子高校テニス選手における上肢痛の調査. 日整会スポーツ学会誌28: 175-179, 2008
21.野球選手の筋力とパフォーマンスに関する研究:上肢筋力と投球能力との関係. 日本整形外科スポーツ医学会雑誌28: 185-190, 2008
22.手根管症候群に対するトリアムシノロン手根管内注射の効果.日手会誌(印刷中)
代表的な受賞
平成13年日本整形外科学会:学術奨励賞(臨床部門)
平成13年アメリカ手の外科学会:Julian M Bruner Award
平成16年日本整形外科スポーツ医学会:優秀論文賞
平成16年環太平洋手の外科学会:Poster Award
平成17年山形大学医学部功績賞:指7本接合手術の成功
平成18年環太平洋手の外科学会:Poster Award
平成19年日本整形外科スポーツ医学会:優秀論文賞
平成20年日本膝関節学会:The best paper of the year

5.加入学会及び役職名

日本整形外科学会(スポーツ委員会委員、学会英文誌査読委員、抄録査読委員)
日本手の外科学会(評議員:広報委員;教育研修委員;第50回学術集会実行委員長;
第50,51回学術集会プログラム委員)
日本整形外科スポーツ医学会(評議員;国際委員;編集委員)
日本肘関節学会(評議員:機能評価委員)
東日本整形災害外科学会(評議員)
日本リウマチ学会
日本臨床スポーツ医学会(評議員)
東北整形災害外科学会
東日本手の外科研究会(第18回研究会実行委員長)
国際手の外科連合
日本肩学会
財団法人山形県体育協会(スポーツ医科学委員会委員)
山形県高校野球連盟連携スポーツドクター
東北スポーツ整形外科懇話会(代表幹事)

 

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